半角全角キーは左上のほうにあるので、全角半角をしょっちゅう切り替える場合、指の移動が面倒です。そこで、普段使っていない、無変換キー(スペースバーの左にあるキー)に半角/全角(より正確にはIMEのON,OFF)を簡単に割り当てる方法があったので、手順を記載します。

今回は、Windows Server 2008 R2 上で Microsoft Office IME 2010 がインストールされている状態で動作の確認をしています。他のバージョンのMicrosoft IME にも同様の手順で設定が行えると思います。

1.無変換キーにIMEのオン/オフを割り当てる

言語バーを右クリックして、コンテキストメニューから設定をクリックします。下図のテキスト サービスと入力言語が表示されます。キーボードの Microsoft Office IME 2010 をクリックして、右のプロパティボタンをクリックします。

Microsoft Office IME 2010 のプロパティ画面が表示されます。編集操作の欄の変更ボタンをクリックします。

詳細プロパティ画面が表示されます。キー設定タブのリストを下にスクロールし、キーが無変換となっている行を探します。

キー列が無変換の行の入力/変換済み文字なしの列の項目を下図のように選択します。選択後、変更ボタンをクリックします。

機能選択画面が表示されます。下図のようにIME-オン/オフを選択しOKボタンをクリックします。

詳細プロパティ画面に戻ります。下図のようにかな切り替えがIME-オン/オフになったことを確認します。適用ボタンをクリックします。

以上で無変換キーに半角/全角キーの動作(IMEのオン/オフ)を割り当てることができました。

無変換キーと変換キーにそれぞれIMEのオン,IMEのオフを割り当て、半角と全角を切り替えるようにするとIMEのオン/オフを間違えないようにもできます。

今回の説明は以上です。