Dynamics CRM 2011 で、Javascript からエンティティのレコード一覧をリフレッシュするスクリプトの覚書です。Dynamics CRM 4.0の場合のグリッドのリフレッシュ方法は[DynamicsCRM] Entityのビューのグリッド(crmGrid)をJavascriptを使用してリフレッシュする を参照ください。

動作検証は次の通りです

  • Windows Server 2008 R2 上に構築した Dynamics CRM 2011 UR 5 オールインワン環境
  • Javascript を取引先担当者のリボンに配置したボタンから起動して動作確認を実施

1. グリッド(crmGrid)をリフレッシュするJavascript

レコード一覧をリフレッシュするスクリプトは次の通りです。本スクリプトを Webリソースとして登録し、リボンに配置したボタンから呼び出されるように登録することで動作確認を行えます。

function hello(msg){
  if(crmGrid != null){
    crmGrid.Refresh();
  }
}

結果的にいうと、CRM 4.0 と同様の方法でリフレッシュを行えるみたいです。refresh ではなく、 Refresh なのでタイポに気おつけてください。

2. まとめ

説明は以上です。4.0と同様の方法でリフレッシュを行えることが確認できました。

いうまでもなく、非サポートの行為ですので簡単なこととは思わないほうがよいです。ちなみに、エンティティフォーム上に配置したサブグリッドをリフレッシュするrefresh メソッドはサポートされているAPIです。