新しい HTML5 ベースの Azure管理ポータルでは、 ポータル上で Webロールのインスタンスへのリモートデスクトップ接続の設定が行えるようになっています。とっても簡単だったので設定方法の覚書を記載します。

設定方法の元ネタはページをご紹介します。

方法: ロール インスタンスへのリモート アクセスの構成
https://www.windowsazure.com/ja-jp/manage/services/cloud-services/how-to-configure-a-cloud-service/#remoteaccess

1. リモートデスクトップ接続の構成

最初にリモート接続のための構成を行います。対象のクラウドサービスの構成画面を表示します。下図のように下部にリモート というボタンが表示されますので、リモートをクリックします。

下図のようなリモートデスクトップの構成ダイアログが表示します。特定のロールに対してデスクトップ接続を構成したい場合は ロールのドロップダウンに対象のロールを設定します。すべて を選択するとすべてのロールのインスタンスに対して リモートデスクトップが構成されるようになります。すべてを選択しておくと スケールアップした場合も自動的に追加したロールのインスタンスに対してリモートデスクトップ接続の構成が行われるようになります。証明書に新しい証明書を選択すると構成するときに自動的に自己証明書を作成します。クラウドサービス用にアップロード済みの証明書を選択することもできます。

上図の証明書に新しい証明書を作成する を選択してリモートデスクトップの構成をすると 下図のように自己署名の証明書が自動的に作成されます。

以上でリモートデスクトップの構成が完了しました。

あとはリモートデスクトップで接続したいインスタンスを選択します。下部に接続ボタンがアクティブになりますので 接続ボタンをクリックします。

接続するとrdpファイルがダウンロードされるため、rdpファイルを使用してインスタンスにリモートデスクトップ接続できます。

リモートデスクトップ接続の説明は以上です。html5ベースのAzure管理ポータルではリモートデスクトップ接続の設定が非常に簡単になりました。

ちなみにパッケージファイルを再デプロイしてもリモートデスクトップ接続の設定は維持されます。