Azure の Webサイトを使用する機会があったので、 Azure Web サイトをAzureの管理ポータルからセットアップする覚書を記載します。ホスティングサービスでASP.NET プログラムをデプロイして動かすのと同じ感覚で使用できるAzureのサービスです。ASP.NET以外にphpやjavaなどのWebサイトも動作させることができます。厳密にいうとプランによってCPUやメモリや使用可能なストレージが違ったり、インスタンスを増やせるなどもっと高機能です。Azure Webロールよりも自由度が低い代わりに通常のWebアプリケーションを開発するのと同じように簡単に ASP.NET Webアプリケーションを開発してデプロイできます。

さっそく Azure管理ポータルから Azure Webサイトを作成してみます。

Azure管理ポータルにログインし、 Webサイト をクリックします。

下側のコマンドバーから 新規 をクリックします。WEB サイト > 簡易作成 で、URLにユニークなURL名を入力します。 そのほか WEB ホスティングプランやリージョンを選択します。入力が終わったら WEB サイトの作成 をクリックします。

WEB サイト > ギャラリーから を選択するとWordpress や phpBB, BlogEngine.NET, Orchard といったWebアプリケーションが構成済みの Web サイトを簡単に作成できます。

WEB サイトが完了すると、 WEBサイトが一覧に表示されます。作成した Azure WEB サイトを Azure WEB サイトの一覧から選択すると、下図のようにコマンドにWEBサイトを操作する様々なコマンドが表示されるようになります。

作ったサイトのダッシュボードのページにFTP接続でファイルをアップロードする設定や CodePlexやGitHub を使用して 継続的配置(デプロイ) を構成できます。そのほか、構成タブのページで接続文字列の設定や appSettings の設定などを行えます。タブをクリックしてどんなものを設定できるかを確認してみてください。