SQL Server は基本構成オプションと拡張構成オプションがあり、sp_configure ストアドプロシージャを使用して値の設定と確認を行うことができます。構成オプションの種類や意味はBooks Online を参照してください。

- サーバー構成オプションの設定
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms189631.aspx

サンプルの動作確認は、 SQL Server 2005 Developer Edition で行っています。

1. 構成オプションの確認

構成オプションはsp_configure ストアドプロシージャを使用します。また、sys.configurations カタログビューを使用すると構成オプションお詳細と説明を1行ごとのVIEWとして表示することができます。sp_configure で拡張オプションを表示する場合は show advanced options を 1にセットします。

-- SQL Server の構成の設定と表示

-- 現在のSQL Server のベーシックオプションを表示する
exec sp_configure

-- 'show advanced options'を1に設定することで
-- 拡張オプションを表示できるようになります
exec sp_configure 'show advanced options', 1
RECONFIGURE

-- sys.configurationsカタログビュー
-- システム上で、サーバー全体に適用される構成オプションの値ごとに 1 行のデータを格納します。
select *
  from sys.configurations

-- バッファ プールの最大メモリ量を求める
select *
  from sys.configurations
where name = 'max server memory (MB)'

 

2. おわりに

説明は以上です。構成オプションは基本的に変更する必要はないと思いますが、大規模システムの場合は構成オプションを変更する必要がでてくることがあると思います。