アイテムやフィールドルールを検証した結果、検証エラーがある場合は 検証エラーのアイコン(検証インジケーター)が表示されます。デフォルトでは、アイコンを右クリックすると "この検証ルールを除外リストに追加する"という検証アクションメニューが表示されます。

今回は、カスタムの検証アクションメニューを追加する方法を記載します。

1.検証アクションメニュー定義アイテムを作成する

検証アクションメニューを表示するためには、メニューが表示されるようにしたい検証ルール定義アイテムを選択し、 メニュー アイテム を作成します(下図参照)。下図ではURL 文字 アイテム検証ルールを選択して、 挿入グループからメニューアイテムを選択する例になります。

作成した 検証アクション定義アイテムを編集します。下図ではアクションフィールドにメニュー選択時に実行されるコマンド(Commands.config に定義されている必要があります。) と表示名を設定しています。

以上で準備が完了です。

2.動作確認

実際に URL文字 ルールエラーが発生するように アイテムの名前に空白が含まれるアイテムを表示します。URL 文字検証ルールエラーが 検証バーに表示されます。URL文字検証結果を表す 検証バーの検証インジケーターを右クリックすると 下図のようにカスタムの検証アクションメニューを表示されます。

3.まとめ

説明は以上です。今回は検証アクションの定義アイテムを作成して、検証インジケーターを右クリックしたときに表示されるメニューを追加する方法を記載しました。

カスタム検証アクションクラスを作成するサンプルや検証アクションの定義アイテムを作成する詳細方法は SDN のクライアント構成クックブックを参照してください。