データテンプレートのサブアイテムにフィールドセクションの定義アイテムが作成されます。フィールドセクションの定義アイテムには各フィールドを定義する フィールドの定義アイテムが作成されます。
今回は フィールド定義アイテムの 空白 (Reset blank) フィールドのメモです。
Reset blank フィールドの説明は データ定義リファレンス( Data Definition Reference)に記載があります
フィールドの定義アイテムには 空白 (Reset blank) というチェックボックス型のフィールドがあります。
空白フィールドは既定では チェックが外れています。チェックをするとコンテンツアイテムの該当フィールドを長さゼロ(空文字)にした場合の動作が変わります。
フィールドに下図のようにスタンダードヴァリューのフィールドが表示されるのは アイテムのフィールドが未設定(null)の場合になります。
フィールドに値が設定された後に、フィールド値をブランクにしてもブランク(長さ0)文字列が設定されたとみなされて スタンダードヴァリューアイテムのフィールドの初期値は表示されません。アイテムのフィールに値を設定した場合 、再びスタンダードヴァリューの値に戻す場合、 コンテンツエディターの バージョンタブのフィールドグループのリセット コマンドを使用します。
ここで、フィールドの定義アイテムの 空白フィールド(Reset blank フィールド) にチェックがされている場合、 コンテンツアイテムのフィールドを長さ0の文字(ブランク)に設定すると スタンダードヴァリューアイテムで定義したフィールドの初期値が参照(継承) されるように動作を変更することができます。
ちなみに、プログラム上でアイテムのフィールド値をリセットする場合は、次のようなコードを記述します。
Sitecore.Data.Items.Item item = Sitecore.Context.Item; Sitecore.Data.Fields.Field field = item.Fields["fieldidOrName"]; item.Editing.BeginEdit(); field.Reset(); item.Editing.EndEdit();
空白フィールドにチェックをした場合の動作の変更の説明は以上となります。
詳細は データ定義リファレンスをご参照ください。
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