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Sitecore CLI を使用して XM Cloud プロジェクトを作成し、プロジェクトに環境を作成します。作成した環境に ローカルフォルダーにある、XM Cloudソリューションをアップロードして XM Cloud環境をデプロイします。

今回は、XM Cloudのソリューションとして SitecoreがGitHub上で公開しているスターターソリューションを使用します。

1. XM Cloudスターターテンプレートのクローン

最初に XM Cloud 用のスターターテンプレートをローカルフォルダーにクローンします。PowerShellを起動し、次のコマンドを実行します。

git clone https://github.com/sitecorelabs/xmcloud-foundation-head.git

クローン完了後、リポジトリフォルダーに移動して、以降のコマンドを実行します。

2. プロジェクトと環境の作成

Sitecore CLI はスターターテンプレートに含まれています。そのため、次のコマンドを実行して Sitecore CLI をリストアします。

dotnet tool restore

続いて、XM Cloudプロジェクトを作成するSitecore Cloud Portal上の組織(Organization)にログインします。プロジェクトを作成するユーザーは Organization Admin または Organization Owner ロールを持つ必要があります。

dotnet sitecore cloud login

ログイン後、次のコマンドを実行して XM Cloud プロジェクトを作成します。<project_name>は作成するプロジェクト名に置き換えます。

dotnet sitecore cloud project create --name <project_name>

作成した XM Cloud プロジェクトのIDを使用して、環境を作成します。<project-id>は実際のプロジェクトIDに置き換えます。<environment_name>は作成する環境の名前に置き換えます。

dotnet sitecore cloud environment create --project-id  <project-id> --name <environment_name>

これで環境まで作成できました。

3. XM Cloudソリューションのデプロイ

最後に、ローカルのXM Cloudソリューションを作成した環境にアップロードしてXM Cloud環境をデプロイします。次のコマンドを実行します。

dotnet sitecore cloud deployment create --environment-id <environment-id> --upload

このコマンドによりローカルにあるソリューションを基にXM Cloudをデプロイすることができます。

手順を動画にしました。