プロファイルカードはコンテンツアイテムに対してプロファイルキーの設定を一括で割り当てることができる便利なアイテムです。
コンテンツアイテムにプロファイルカードを割り当てると、例えば次のような値が スタンダードフィールドである __Tracking フィールドに格納されます。name属性のプロファイルカードアイテムの名前が設定されます。そして、その時のプロファイルカードの値の組み合わせの内容も__Trackingフィールドに保存されます。
<tracking> <profile id="{profile item's id}" name="Interest" presets="baseballpreset|100||"> <key name="golf" value="1" /> <key name="soccer" value="1" /> <key name="baseball" value="10" /> <key name="bascketball" value="0" /> </profile> </tracking>
ここで、あれ?となった方がいるかもしれません。
プロファイルカードの値がこの時点でコンテンツアイテムにコピーされると、後でプロファイルカードの値の割り当てのパターンを変更した場合その変更は各コンテンツアイテムに反映されなくなるのではないかという疑問が発生するためです。
結論から述べると、その心配はありません。あとからプロファイルカードのアイテムの各プロファイルキーに割り当てる値の組み合わせを変更してパブリッシュすれば、その値を使用してプロファイルのスコアリングが行われます。
__Trackingフィールドに設定されている値はフォールバックように利用されます。つまり、もしbaseballpresetという名前のプロファイルカードのアイテムが存在しなければ__Trackingフィールドの値を利用してプロファイルキーのスコアリングを行います。
コンテンツアイテムに割り当てられているプロファイルカードはプロファイルカードアイテムの名前で関連付けられていますので、プロファイルカードアイテムの名前を変更するとSitecoreがプロファイルカードアイテムを見つけることができなくなるので注意する必要があります。
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