今日、性能に関する調査を行って気付いたのですが、ネットワークの距離による遅延ってバカになりません。知ってはいたのですが実測値を確認して再認識させられました。
日本のオフィスから160KBのjavascriptをダウンロードするのにAzureの東日本DCのIaaS上に構築したWebサーバーの場合は32msec なんですが、US EASTに構築したIaaS上のWebサーバーの場合は 172msec と実に5倍以上かかりました。
もちろん、パフォーマンスに影響を与える要因は様々あると思います。ですが、Web画面を表示するときに数百KBものキャッシュできない大きなファイルをダウンロードする作りになっていたり、たくさんのリソースファイルをダウンロードする場合、ネットワークの距離が遠いことによる遅延は無視できないです。
お客さんによってはネットワークの遅延を軽く見る場合があるので、例えばAzureのDCのロケーションによるネットワークの遅延はhttp://www.azurespeed.com/ みたいなサイトを使うと概要がわかるので理解してもらいやすくなります。
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