Sitecore Commerce 8.1 powered by Commerce Serverを使用してSitecore Reference Storefront サンプルコマースサイトを構築する part6

samatsu 8/24/2016 1702 N/A SCpbCS81Setup

最後のパート6では動作確認といくつかのフィールドを修正して、フロントのWebサイトに製品情報が表示されるようにしていきます。

1.リンク切れを起こしているフィールドの修正

http://cs.reference.storefront.com/sitecore にアクセスして、コンテンツエディターを起動します。うまくセットアップができていれば、 /sitecore/Sitecore Commerce/Catalog Management/Catalogs にアイテムが表示されます。 Catalogs アイテムを選択して、 [Selected Catalogs] フィールドで Adventure Works Catalogが表示されるはずですので、 Adventure Works Catalog を選択して保存します。Catalog Management アイテムを閉じて展開しなおしてください。連携がうまくセットアップできていれば、 Catalogs アイテム配下に、 Adventure Workds Catalog が表示されるようになります。

/sitecore/content/storefront/home/Product catalog アイテムを選択します。 CategoryDatasourceフィールドの Insert link フィールドコマンドをクリックします。

Adventure Works CatalogのDepartments カテゴリー を選択します。

Product catalog アイテムはいかに、 Deparments カテゴリ配下のカタログ情報が表示されるようになります。これで、通常のアイテムと全く同じように製品アイテムを取り扱うことができるようになりました。

今度は、/sitecore/contents/storefront/home アイテムを開きます。Catalogsフィールドで Adventure Works Catalog を選択します。リンク切れの項目はSelectedから除去してください。

同じくHomeアイテムにいくつかリンク切れのフィールドがありますので、 Product Images, Category Images は未選択にします。General Images, Default Image フィールドは /sitecore/media library/Storefront/General を選択して保存します。

スマートパブリッシュを実施後、sitecore_master_index, sitecore_web_index, commerce_products_master_index, commerce_products_web_index をリビルドします。

公開サイトにアクセスしてヘッダい領域直下に製品カテゴリのリンクの一覧が表示されることを確認してください。Reference Storefront のサイトを使用するときはChromeを使用することをお勧めします。

製品カテゴリのリンクをクリックすれば、カテゴリ一覧のページや製品詳細のページに移動できます。

ラウンチパッドから Marchandising Manager を起動して、カタログやカテゴリ、プロダクトの管理を行えます。

もし、ライブサイトに製品情報が表示できない場合は、キャッシュが機能している可能性があるので、アプリケーションプールをリサイクルしたり、IISRESETをしてください。

長くなりましたが以上になります。

最後にこれまでのパートへのリンクを掲載しておきます。

  • part 1 - SCpbCS を実装するための必要なファイルの準備とWindowsの機能をインストールします
  • part 2 - Sitecore Commerce Serverのインストールと構成を行います
  • part 3 - Sitecore と Sitecore Commerce Server を連携させる前準備を行います
  • part 4 - Sitecore にアドオンモジュールをインストールします
  • part 5 - part 4 でインストールした各モジュールを連携させるための構成を行います
  • part 6 - 必要なアイテムの修正を実施し、動作確認を行います

Reference StoreFrontのサンプルソースコードをVisual Studio 2015でビルドしてデバッグなどを行えるようにする方法に関しては、このページを参照してください。